前回までで、大まかな自我の発達のシステムと口唇期の世界、そしてエニアグラムタイプ4・5・9についてのお話をすることができました。フロイトの心理性的発達理論の乳幼児期の3段階の残りは、肛門期(1歳半〜3・4歳)と男根期(3・4歳から6歳くらい)です。エニア ...
ヌーソロジーと口唇期 ーエニアグラムタイプ4・5・9の世界ー
前回の記事では、フロイトの口唇期にエニアグラムタイプ4・5・9が、お母さんと赤ちゃんの間で具体的にどのようにして形成されるのかというお話をしました。ここでは、エニアグラムをフロイトとウィルバーなどの心理学的側面から見ました。今日はこれをヌーソロジーで説明 ...
フロイトの口唇期の世界とエニアグラムタイプ4・5・9
前回の記事は、大まかな自我の発達の全体像をつかむことを目的としたものでしたが、今日はさらに深く、細かい部分に入っていきたいと思います。前回の記事でも扱った、フロイトの心理性的発達理論の中の最初の3段階である口唇期・肛門期・男根期という言葉は聞いたことある ...
ヌーソロジーと人間の性格を形成する4つの要素
先週、ヌーソロジーには「顕在化と潜在化」という2つの側面があるというお話をしました。今現在、主にヌーソロジーで語られているのは「顕在化」の話です。自我レベル以上の、素粒子と自己他者構造の話などですね。でも、最近頂いたコメントを見ると、やはり皆さん自分の自 ...
「精神病院でNZ人男性が変死」 ー日本の精神科医療の問題と権力者という錯覚ー
「日本の精神科病院でニュージーランド人男性が変死 母国でニュースに」先日、このブログでも取り上げている精神科医の斉藤環さんのTwitterでこのニュースを知りました。小中学校で英語を教えていたニュージーランド人男性が躁病の発作(まだ詳細はわかりません)を起こし、 ...
「私たちは付き合っていない」:現代の若者の恋愛と自我の成長
先日、「「付き合ってない2人」を描いた 漫画に悶絶する人多数「こんな相手欲しい」」という記事を読みました。 みなさん、短い漫画なのでちょっと覗いてみてください。かなり驚きます。簡単に言うと 、付き合うと面倒臭いことが多いから付き合いたくない、でも寂しいから ...
顕在化と潜在化 ーヌーソロジー理論的理解の2つの側面ー
前回の記事「ヌーソロジー理解の両輪」では、ヌーソロジーを本当に理解するためには、理論的理解と自我の克服の両方が必要というお話しをしました。更に細かく言うと、ヌーソロジーの理論的理解にも2つの側面があります。ヌーソロジーの一番の要の部分である素粒子と自己他 ...